結婚のすべて

国際結婚について

国際結婚の現状

国際結婚の現状

日本全体の20組に1組、東京では10組に1組ともいわれるほど国際結婚は多くなっています。それと同時に、外国人の日本定住率も高まりました。逆に、日本を飛び出して配偶者の国で暮らす日本人も数多くいます。中国の華僑とまではいきませんが、最近は世界中の国々で日本人の活躍をうかがい知ることができるようになりました。

映画や食べ物での日本ブームに加速され、日本を訪れる外国人が増えました。また、ワーキングホリデーや留学などで外国に住む日本人も増えました。国際化社会が国際結婚の増加を生んだのです。

国際結婚の現状

「国際結婚」と聞くと、青い目金髪のパートナー、外国に住んだり、海外を行き来できたりと羨ましいようですが、その影には文化の違いや親の反対、言葉の壁など様々な苦労があるものです。しかし、こういった国際結婚家族が身近になったおかげで日本の家族のあり方も、スキンシップを大切にするなど、いい影響を受けている面もあるのではないでしょうか。

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日本で結婚する場合

日本で結婚する場合

外国人と結婚する場合は日本人同士と違う書類が必要になります。まず、各市町村の役場に問い合わせをして、必要書類を確認しましょう。そして出身国の在日大使館、領事館で「婚姻用件具備証明書」発行してもらいます。婚姻用件具備証明書とは、その人が出身国の法律上、結婚できる年齢に達していること、既婚者でないことなど婚姻条件を満たしていることを証明するものです。

ただし、国によっては、婚姻用件具備証明書を発行しないところもあり、そういった国では領事が署名した宣誓書や出生証明書などでも代用できます。いずれの場合も、日本語訳が必要となります。日本で婚姻を届け出るのに必要なものは、下記の通りです。

日本で結婚する場合
  • 婚姻届(双方の捺印が必要)
  • 戸籍謄本(日本人のみ)
  • 婚姻用件具備証明書(外国人のみ)
  • 国籍証明(パスポートや外国人登録書など)

これらの書類を各市町村役場に提出します。その後「婚姻受理証明書」を発行してもらい、それを出身国の在日大使館、領事館に提出し受理されれば晴れて夫婦となるわけです。

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相手の国で結婚する場合

相手の国で結婚する場合

結婚後、相手の出身国に住む場合、日本への届出が後になります。外国では、国によって結婚の届出方法が異なりますので、あらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。

基本的には戸籍謄本(その国の言語での翻訳が必要)と婚姻用件具備証明書(日本人のみ)が必要です。書類を揃え、その国の方法で婚姻が認められたら、日本での場合と同じように「婚姻受理証明書」を発行してもらいます。これには日本語訳が必要です。

相手の国で結婚する場合
  • 日本の婚姻届(双方捺印が必要)
  • 戸籍謄本(日本人のみ)
  • 婚姻受理証明書(日本語訳が必要)
  • また国によっては国籍証明書、出生証明書なども要求される場合がある

これらの書類を揃えて3ヶ月以内に在外大使館、領事館に提出し、受理されれば晴れて夫婦となるわけです。

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第3国で結婚する場合

第3国で結婚する場合

カナダに住んでいる、日本人とスイス人の結婚のように、第3国での結婚の場合は、お互いその国での結婚に必要な書類を揃えなければなりません。国によって必要な書類は違いますので、その国の公的機関や、お互いの国の在外大使館、領事館に問い合わせましょう。

第3国で結婚する場合

日本人が必要な書類は基本的には、戸籍謄本(その国の言語訳が必要)と婚姻用件具備証明書です。2人がそれぞれに必要な書類を揃えて提出し、婚姻が認められたら、「婚姻受理証明書」をそれぞれ発行してもらい、必要書類を添えて、日本の場合は3ヶ月以内に在外大使館、領事館に提出します。受理されれば晴れて夫婦となるわけです。

パートナーは自分の国の方法に沿って手続きをします。提出期間など日本とは違うこともあるので、注意しましょう。

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戸籍はどうなる?

戸籍はどうなる?

日本で外国人と結婚した場合、基本的に日本人の姓はそのままです。「戸籍に記載されるのは日本人だけ」という規則があり、外国人の配偶者を戸籍に載せることはできません。婚姻の事実は身分事項欄に記載されます。

日本人同士の場合は「同一戸籍の人間の姓は同一でなければならない」という規則があるので、どちらかの姓に統一する必要がありますが、国際結婚の場合は、日本人しか戸籍に載らないため、必ずしも姓を統一する必要はありません。

戸籍はどうなる?

身分事項欄に記載される外国人配偶者の名前は、カタカナで姓→名の順番になります。漢字を使う国なら、日本漢字の範囲内で漢字で名前を記載することが可能です。ドットやスペース、ハイフンなどは入らないので、ミドルネームはファーストネームのあとに続けて記載されます。

日本人同士の結婚と同じように、新しい戸籍ができるまでには約1ヶ月かかります。早急に結婚事実の証明が必要な場合は、婚姻受理証明書を発行してもらいましょう。

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名字は日本のまま?

名字は日本のまま?

国際結婚をした場合、日本の姓を残すか外国人配偶者の姓に統一するか悩みますよね。日本で生活するなら、日本姓の方が都合がいいし、外国で生活するにしても日本人であることを忘れたくないという人もいます。

日本人は結婚後、6ヶ月以内であれば届け出るだけで姓を変更できます。ですから結婚後の必要性に応じて結論を出したいという人は、結婚と同時に姓を変更しなくてもいいわけです。姓変更の際に必要なものは「外国人との婚姻による氏の変更届け」と「戸籍謄(抄)本」です。必要部数などあらかじめ問い合わせて確認しましょう。

名字は日本のまま?

日本の場合は市町村役場へ、外国の場合は在外大使館、領事館へ届け出ます。6ヶ月過ぎた後は、住んでいる地域の家庭裁判所への申し立てが必要になります。外国に住んでいる場合は、東京家庭裁判所へ申し立てます。日本人が姓を変更した場合、戸籍の筆頭者の名前には線が引かれ新しい名前が記載されます。

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子供の名前

子供の名前

日本で生活する場合、子供は日本人の戸籍に入るため、戸籍筆頭者の姓と同じになります。戸籍筆頭者が外国人配偶者と違う姓を選択している場合、子供と配偶者は別姓になるわけです。名の場合、両方の国で不便がないようにと、漢字でも表せる外国名をつける人もいますよね。「Tom」という名前を漢字で表したり、「かれん」などのように日本でも外国でも通用する名前をつけたり。いずれにしても子供の将来を考えて、夫婦で話し合って決めるのがいいでしょう。

子供の名前

子供に独立した戸籍を作成することもできます。自分は日本姓を残したいけど、子供には外国人配偶者の姓を名乗らせたいときです。外国人は戸籍筆頭者になることができないので、子供が独立して新しい戸籍の戸籍筆頭者になります。

日本人の親の戸籍に出生が記載された後、家庭裁判所に姓変更の申し立てをし、その後、各市区町村役場に変更許可を届け出ると、外国人配偶者の姓に分籍された子供単独の戸籍が作成されます。

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