結婚のすべて

再婚について

再婚の傾向

再婚の傾向

日本の平均寿命は1890年に男38歳、女39歳、1920年には男42歳、女43歳でした。それだけに、早くに配偶者をなくした男性が後妻を求めて再婚するケースが多かったようです。一方、今ほど本人達の意志を優先させることはできず、家や世間体が左右する部分が大きかったので、離婚者数は再婚者数を上回ることがありませんでした。

再婚の傾向

ところが、1世紀過ぎた現代では、離婚者数が再婚者数を上回っています。年間29万人が離婚して、24万人が再婚していると言われています。しかし、辛い思いをして離婚を経験した人の多くが、再婚を望んでいるという現実や、離婚の若年化による再婚の可能性の増大から、再婚者数は増加の傾向にあるようです。

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父子家庭急増?!

父子家庭急増?!

母子家庭とはよく聞く言葉ですが、最近「父と子供」の父子家庭が増えているようです。現在17万世帯を超えると言われています。2004年7月時点での日本人性別人口数は男性が6158万人、女性が6458万人で、2005年7月時点での平均寿命は女性が85.59歳、男性が78.64歳です。女性の方が人数も多く、寿命も長いことがわかります。これらの数字だけを見れば、再婚する場合、男性の方が数的に有利であると思われるのに、なぜ父子家庭が増えているのでしょう?その答えは、女性の地位確立にあります。

父子家庭急増?!

かつては「女は結婚したら家庭に入る」が原則でした。しかし、今は違います。女性のキャリアが認められ、第一線で活躍している人が大勢います。その事実も手伝って、女性の結婚年齢や出産年齢が高齢化の傾向にある上、独身でいても自分なりの人生を歩むことが現実として可能な世の中になりました。父子家庭増大の裏には、こういった女性地位の向上があるようです。

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再婚の可能性

再婚の可能性

苦い結婚生活、そして離婚を経験していても、再婚を望む人が多いのはなぜでしょうか?人間は一人では生きられない生き物です。自分の力だけで成し遂げたと思っても、気づかぬところで多くの人に支えられたり、助けられていることがあります。人生もそれと同じです。また、人間は失敗する生き物です。しかし、失敗から学ぶ生き物です。心から信頼できるパートナーと一緒に人生を歩みたいと思うのが当たり前なのではないでしょうか。

再婚の可能性

最近では、結婚も再婚もその出会いは多方面にわたっています。結婚相談所も充実してきました。かつては、恥ずかしかったりプライドが邪魔をして行きにくい場所でしたが、その中身がオープンになり世間での認知度も高まりました。再婚を望んで、こういった場所を利用する人も多く、インターネットの普及によって、選択肢も増えました。悪質な業者やインターネット犯罪には十分注意する必要はありますが、今や再婚の可能性は、結婚の可能性と同じぐらいあるといえるのではないでしょうか。

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再婚の条件

再婚の条件

結婚するのと再婚するのとでは、決意する理由は変わってくると思います。結婚を決めた理由においては、価値観の一致・環境の変化やタイミング・年齢・好きだからというカップルが多いようです。しかし、再婚はこれだけでは決められません。

子供がいる人の多くは、再婚の条件に「子供の幸せ」を考えるようです。また、ある程度の収入があって生活に困らないことや、借金がないことなど、現実的な条件が目立ちます。結婚は最終的には当人同士の問題ですが、再婚はその家族の問題でもあるのです。

再婚の条件

しかし、子供がいない同士ならば話は別です。自分の気持ちを信じて、一緒に人生を歩む人を見つけてください。いずれにしても再婚は、結婚よりも慎重にならざるを得ません。より多く相手のことを理解した上で、幸せな再婚をして欲しいと思います。

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再婚したらどこに住む?

再婚したらどこに住む?

再婚して、新しい生活が始まるとき、その場所は重要です。前妻と暮らしていた家に住むのは気持ち的にいいものではないし、今まで一人または子供と暮らしていたアパートやマンションでは手狭でしょう。理想としては、お互いが資金を出し合って新しい場所で生活を始めるのが一番いいのではないでしょうか。

ポイントとしては、以下の理由を考慮しましょう。

  1. お互い(または配偶者)の職場までの距離
  2. 子供がいる場合は、子供の学区や生活圏
  3. お互いの親との距離
再婚したらどこに住む?

Aは子供にとっては、新しい生活スタイルを受け入れるだけでも大きなエネルギーを使うことです。その上、不本意な転校や全く異なる環境にまで順応しなければならないというのは大きな負担になります。その負担をできる限り排除してあげるべきです。

Bは双方とも兄弟姉妹が両親の面倒を見ていれば別ですが、そうではなく、なおかつ別居する場合には、なるべく近くに住んでいる方がいいのではないでしょうか。

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再婚相手の経済状況

再婚相手の経済状況

再婚の条件に、生活の安定があげられるように、再婚相手の経済状況を重視する人が多いようです。例えば、再婚した相手が過去に離婚していて、前の家庭に養育費などを払っていたらどうでしょう。よほど収入のある人ならばいいのですが、一般の暮らしをしている人ならば、これからの新生活への影響はまぬがれません。

再婚相手の経済状況

また、再婚した相手がすでに定年を迎えている場合、家庭に入る収入はその人の預貯金や年金のみになります。自分が働いている場合は、別ですが、そうでないなら、再婚前に、お互いの借金や経済状況などをしっかり話し合っておくことが大切です。

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再婚の場合、年金は?

再婚の場合、年金は?

年金とは基本的には個人的なものなので、再婚によって左右されることはありません。ただし遺族年金は、婚姻関係が条件になりますので別です。

再婚者が前の婚姻期間内に支払った配偶者分の厚生年金は「年金分割」が導入されることによって相手に支払われることになります。つまり、再婚した相手に離婚歴があれば、将来もらえる厚生年金は、前の婚姻期間分少なくなる可能性があるわけです。逆に、自分も前の配偶者が支払っていた厚生年金から、年金分割によって支払いを受けることができる可能性があるわけです。

再婚の場合、年金は?

また、前の配偶者と死別して、遺族年金を受け取っていた場合、再婚するとその受給はストップします。遺族年金とは残された遺族の生活を支えるもので、再婚によってその必要性がなくなったとみなされるからです。 

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再婚の相続問題

再婚の相続問題

再婚するに当たって、一番問題となるのは相続のことです。それぞれに子供がいたり、またその子供が成人していた場合、持ち家や、財産はどのような相続分配になるのかが問題になります。

例えば再婚後、どちらかの持ち家に住んでいて持ち主が先に亡くなった場合、その家は子供と、再婚相手のどちらのものになるのか、また、実の子と連れ子の分配比率などで問題が生じることが多いようです。

再婚の相続問題

そうしたトラブルを避けるためには、お互いが納得する方法で「遺言書」をきちんと作成しておくことです。また中には、熟年で再婚する場合は特に正式な婚姻はせず「通い婚」や「内縁」という形をとるカップルもいるようです。

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